今回はフィルター交換です。エレメントとも言いますがどちらでも良いでしょう。フィルターの選び方ですが、選択時に形等が把握しにくい為純正をチョイスするのが一番手っ取り早いです。妙に高いですが…　暇で自信があれば汎用のものを選んでも問題ありません。普通に売っているものの性能はほとんど一緒なので要は形だけです。二回目からは古いフィルターを持って、その辺のバイクショップなりに「これと合うやつ」と言えば節約できますね。

　

1.オイル交換

別項のオイル交換を参照に5.フィルター交換の作業前まで進めます。

　

2.フィルターの位置

フィルターの位置はエンジンの前方下にあります。忘れないように受け皿を置いておきます。外す時に周りのホースなどに無理な力を加えない方法を1分位シミュレーションしてください。

　

3.フィルターを馴染ます

新しいフィルターの半分くらいまでオイルを入れ、斜めにしてフィルター内全体を湿らすようにゆっくり回してください。こうして装着後にすぐオイルが行き渡るようにしておきます。あまりいっぱい入れると付ける時にこぼれます。装着後、中の空気は勝手に抜けていくのでがんばっていっぱい入れる必要はありません。

　

4.フィルターを外す

フィルターレンチを引っ掛けて、写真の方向から反時計回りに回します。緩まったら後は手で回して外します。

　

5.フィルターを見る

新しい（左の純正）と古い（右の社外）を比べた写真ですが、ねじ径とフィルター外径が合えば多少違っても大丈夫です。フィルターの長さは付けられればさほど問題ありませんが、高性能で意図的に短かくした物以外で短い場合は交換サイクルを早くし、極端に短い物は付けない方が無難です。

　

6.フィルターを付ける

フィルターのパッキン全体に薄くオイルを塗り、時計周りに乾いた手で閉めて終了です。ただ、オイルでベタベタの手だと思うので、フィルターレンチで5°くらい増し締めします。漏れなければいい位の気持ちで手で強めに閉めるだけで自然に取れることはまず無いですが、感覚的には精神衛生上強めじゃなくて強く締める程度で良いんでないでしょうか。