ハーレーのユーザー車検

難しいようでやってみると簡単。ただ、相手はハーレー・・・ツボを抑えて出陣!もちろん初車検になるようなモデルでノーマルなら悩むことはないですね。逆にコテコテカスタムだと、素人が持っていくと通るものも通らないかも。。。あと、構造変更したところや、する必要があるところはカスタムした店に聞いておこう。ま、聞くのもいやらしいし、大幅なカスタムを施したバイクは大人しくショップに任せるのが一番です。

ユーザー車検対象者はそれぞれの製造年代に適合したバイクの所有者、もしくはその状態へ自分で戻すことができる人

 

1.行く前に用意するもの
車検証
自動車税納税証明書
自賠責保険証明書
ゴムじゃない認印
諸費用(全部で3万円くらい)

 

2.行く前にすること
もちろん車検に受かるように点検。普段余り気にしないタイヤ溝、ブレーキパッド等に注意。
車検がすでに切れていたら最寄の市役所で仮ナンバーを借りる。

予約が必要なところもあるかも知れないけれど、基本的に来るもの拒まず。わからない時は行く予定の車検場へ確認の電話を入れてみよう。すでに車検切れ時の要注意点は自賠責保険。保険自体は車検と別!切れていたら捕まるので乗らずに運ぼう。ちなみに乗らないなら仮ナンバーも要らない。以前、私は車用のデカイナンバーのを渡され困った。

 

3.当日用意するもの
新しい自動車税納税証明書
新しい自賠責保険証明書
点検表
その他書類

当日の必要書類は受付の人とかその辺の人に聞けばすぐわかるので心配は要らない。新しい自賠責保険は、更新で済むのであれば保険期間が受けようとしている車検期限を含んだもの。もし、自賠責が無い状態なら車検期間を全て含むものでないといけない。点検表はほんの少しバイクに詳しい人なら簡単にすぐできる。整備責任者に自分の名前を書いて印鑑を押す時は少しカッコいいかも俺と私は微笑む。その他書類は決まったことを書く提出書類。市役所とかの手続きと同じような感じで記入例もちゃんと机に貼ってある。ちなみに書類は一つ50~100円くらい。

 

4.当日ライン前主要点検箇所
フレーム番号
定員
概観・サイズ
保安部品の有無
ネジ緩み(変な棒でたたかれる!)

検査設備のある建屋に入る前の並んでいるときにする。これらのチェックで、良く定員二名のバイクで後ろのシートベルト(あるいは同じ役目を持つもの。もちろん前は要らない)を付け忘れている。でも検査員もチェックを忘れるので通る。さすがにシート自体も無いならアウト。シングルシートの人は事前に構造変更が必要だね。オイル漏れもチェックされるから注意。にじみむ程度で汚れかわからない位なら多分大丈夫。

 

5.当日ライン内主要点検箇所
スピードメーターの誤差
ブレーキ
排気ガス成分
光軸・明るさ
排気音量

メーター、ブレーキで問題になることは聞いたこと無い。光軸で問題になったら、車検場付近に調整してくれる整備工場がほぼ間違いなくあるので見てもらうと良いですね。並びなおしで一回1時間くらいかると思うので、2000円程だし込み具合もみて大人しくやってもらおう。参考として、光量が厳しくなって普通の状態では私のハーレーのライトは明るさが足りない。エンジンふかしても無理でそのときはバッテリーと直結してやった。古い車種はリレースイッチ等で対策が必要かも。ちなみにその後すぐリレーを買ってきて、今の私のハーレーはきちんとリレースイッチになっているけれど目視ではわからない・・・ヘッドライトなのでリーレーの対応アンペアに注意ですね。もう一つ参考に、私のバイクの前のマフラーはHarley Davidsonってチャンと書いてあった。で、安心していったら「うるさいね~、計ってみようか?」と言われ案の定アウト!「これ純正!」と粘ってみたけれど無理だった。購入時に付いているものでも安心しないようにしましょう。パッと聞いて静かなら検査もしない。音量を計られたらまずアウトでしょう。だって、ギリギリの音量でわからないときに、負けてあげる気なら計らない。全部OKならあっけなくココで終了。受付で新しい車検証やシール等を貰って帰宅です。

 

6.再検査
落ちたところの検査

当日は時間がある限り何回でもOK。後日なら2週間は落ちたところだけ再検査で追加料金は一回(一日)1000円くらい。音量で落ちた時はバッフル自作して後日無事?通しているので経験済み。ちなみに受けている車検の期限が自賠責の期間をはみ出ると保険に入りなおしなので、一発で通らなかったときのために余裕を見て自賠責の期間を決めておきましょう。

 

7.まとめ

車検に通ったからといって整備が行き届いたバイクではないことに注意。普段から簡単な修理くらいはできる人じゃないと、プロの整備を怠っているわけだし寿命を短くしてしまうこともある。「節約」ばかり気にしていて、あとあと高く付くことの無いように普段から自分のバイクをいたわってあげましょう。あと、本来は車検に通った状態でしか公道を走ることはできない。特に排気音は周りへの迷惑も考慮しましょう。軽四より排気量があるのにバイクでまとめられて少し不公平だけれど・・・我慢しよう。

 

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