エボリューションにあう粘度はSAE粘度グレード（規格の種類）の鉱物油で20W-50です。
　エボ以前ショベル等のエンジンは単に50と言うシングルグレードが適合します。この時代のオイルは今で言うシングルグレードが一般的だったためです。
　前の数字の20Wとは粘度が使用範囲に保たれる下の温度を示していて20Wなら-10℃以上です。それ以下の温度では硬くなりエンジンの始動性が悪くなります。5Wなら-35℃でこちらの方が性能が良さそうですが、こういったオイルは上の温度が低い段階で柔らかくなってしまいます。
　次の数字の50とは100℃の時の粘度を示していて、数字が高いほど硬くなり摩擦に対して保護性に関しては良くなりますが抵抗が大きく潤滑性も悪くなります。