・用語集~kimiwiki~

                                                   

-インジェクション-

 キャブレターの仕事を電子制御化したもの。
 大きな違いはもう一つあって燃料を負圧で引き出すのでは無く、正圧で押し出すこと。
 電子制御というだけあって頭が良い。回転数やアクセル開度、速度、さらには排気ガスの様子までチェックして最適な燃料の量に調整してくれる。要は無駄が少なくなり環境にもやさしい。
 キャブのように回転域によってどうしても犠牲になってしまうところが無くなり、万人に乗りやすい設定が作りやすい。
 電子部品のため、制御装置自体のデータは変更しずらい。しかし、制御装置から出る信号を調整できる部品を挟み込むだけで、今までのように機械的にいじるとこなくパソコンで簡単に乗り味を調整できるようにすることもできる。
 一般人にとって機能的な大きなデメリットは無いがちょっと(車体に比べれば)高くなる。バイク屋にとっては新たな知識と投資がいる。
 ちなみ四輪車ではほぼ当たり前で、バイクでも当たり前になりつつある。